平和の民という意味を持つ、アメリカ最古の先住民族Hopi族。
アリゾナの砂漠地で静かに暮らす彼らは、世界の平和を祈る為の儀式を一年通じて行っています。
彼らのアニミズム的感覚は日本人に近く、森羅万象のスピリットが宿るとされる精霊カチーナは、まさに日本の八百万の神々のよう。その数は、なんと300種類以上あるといわれています。
そんなスピリットを宿した「カチーナドール」は、ホピの人々のみならず、多くの人々に愛されてきました。ピカソやアンディ・ウォーホール、ジョージア・オキーフといった芸術家だけではなく、ケネディ大統領なども所有しており、日本では水木しげるさんなどもその魅力に魅了されたお一人でした。
また、Hopiの人々が万物の繁栄と祈りを込め作り上げたシルバージュエリーは、唯一無二の存在感を放ち、身につける人々にとってお守りのような存在となっています。Hopiジュエリーは、まさにアクセサリーという概念を超えた祈りの芸術品として有名です。
欧米では、Hopiのカチーナ(ドール)の存在は、Hopiジュエリー同様広く知られており、エルメスのスカーフ柄としても登場するなどポピュラーに知られています。しかし日本では、まだまだ認知度が低いというのが現状です。
今回、名古屋で本物のHOPIのカチーナ人形を見ていただき、縁ある方々のお手元に旅立つ機会になれば、という思いから、名古屋市中区に新設のギャラリー「ガレリア名古屋栄」にて『HOPI カチーナ展in名古屋』を開催する運びとなりました。
期間は2018年3月30日(金)から4月1日(日)までの3日間限定の開催となります.。
また、期間中の3月30日(金)、31日(土)の2日間は、ホピ族と
関わって20年になるHOPIショップオーナーであり、
作家の天川 彩によるお話し会「平和の民ホピ族と精霊カチーナ」
(参加費1500円)も開催いたします。(30日19:00〜/31日14:00〜)
カチーナやジュエリーは、持つ人を様々な形でサポートしてくれる存在です。
大変貴重な機会ですので、ぜひ会場にいらしてください。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております!
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